2枚引いて2枚墓地

スラムを卒業してPT目指してます

ウルザソプター調整録2.0

先日8/24に開催された石川でのMCQで幸運にも権利を獲得することができました。


時には(常に?)棍棒で殴り合って切磋琢磨させてもらっているチームマスとんのメンバー、いつも調整に付き合ってもらっている仙台の方々にまずは感謝を。

実は記事を書いている途中で新しい禁止リストが発表されました。ホガーク規制だけならまだしも《石鍛冶の神秘家》が帰ってきてウルザにも使われそう…?なのであまり参考にならないかもしれませんがよろしくお願います。

というわけでここ1ヶ月ほどMCQ行脚に明け暮れていました。
結果は以下のとおりです。

8/11 柏 3-2
純鋼ストーム ○×○
ウルザソプター ××
ホガーク ○○
ジェスカイサヒーリ ××
WBトークン ○○

8/12 仙台 5-2 9位
マーフォーク ○○
人間 ○○
ホガーク ××
青トロン ○○
ジャンド ○××
ホガーク ○○
UWコン ×○○

8/18 横浜 7-1 2没
エルトロ ××
UWコン ×○○
赤単フェニ ×○○
緑単トロン ×○○
ホガーク ○○
バーン ○×○
バーン ○○
SE
赤単エルドラージ ○(リスト不備)
マルパイ ○××

8/24 石川 権利獲得
ホガーク ○○
マルパイ ○○
ホガーク ○○
緑単トロン ×○○
ホガーク ×○○
ID×2
ウルザソプター ○×○
ジャンド ○○
ホガーク ○○

MOで約200マッチ走った結果、最終的に石川で使用したリストがこちらです↓↓↓

f:id:solaeq:20190828223327j:plain

f:id:solaeq:20190828223541j:plain


以前の記事(ウルザソプター調整録1.0 - 2枚引いて2枚墓地で各対戦の相性を記載していましたが、一部修正・追記します。

エルドラージトロン 6:4
《練達飛行機械職人、サイ》をサイドボードに落としたため、《大いなる創造者、カーン》への干渉手段が少なくハマりやすくなっています。

 

バーン 先手 6:4  後手4:6

相手の先手で《大歓楽の幻霊》も負け。コンボが動き出すのも4ターン目以降と考えると間に合わないことが多いため後手は不利でした。

 

ホガーク 7:3 
前回の記事の時点ではホガークが環境を支配するとはまったく思っていなかったので記載していませんでした。メインは《罠の橋》でイージーウィンできるため有利、サイド後も《悪ふざけ》で延々と割られ続けない限り有利寄りの印象です。《ゴブリンの技師》がアクティブな状態で《罠の橋》を置けていれば勝利目前です。

IN 《思考囲い》2《致命的な一押し》2《虚空の力線》3

OUT 《感電破》2《黄鉄の呪文爆弾》2《胆液の水源》1《時を解す者、テフェリー》2

 

緑単トロン 3:7 新カーン入り 2:8
MCで優勝したせいか、また数を増やし始めた緑単トロンですが間違いなく最悪のマッチアップです。メインもサイドも《真髄の針》で祈りながら《忘却石》を指定して最速を目指します。《大いなる想像者、カーン》が入っているとさらに不利ですが、祈る以外にやれることはないです。

IN 《ボーラスの工作員、テゼレット》2《儀礼的拒否》2《思考囲い》2《練達飛行機械職人、サイ》1

OUT 《黄鉄の呪文爆弾》2《虚無の呪文爆弾》1《墓掘りの檻》1《胆液の水源》1《罠の橋》1《時を解す者、テフェリー》1           

f:id:solaeq:20190828234702j:plain  →  f:id:solaeq:20190828234707j:plain色が無ければ…

 

 

ミラー
《真髄の針》が重要ですが、基本的に《飛行機械の鋳造所》を指定します。先に指定された場合は《最高工匠卿、ウルザ》または《ゴブリンの技師》です。コンボの3種を相手より確実に早く揃えられる時以外は他のカード指定しません。《最高工匠卿、ウルザ》の欠けたコンボはクロックが遅く、《罠の橋》でも止まるため、相手にコンボを揃える時間を与えるからです。理想としては《真髄の針》からの《最高工匠卿、ウルザ》《ゴブリンの技師》でリソース勝負に持ち込みます。

サイド後もゲームプランはほぼ同様で、加えてクリーチャー除去をあるだけ入れます。除去からの《ボーラスの工作員、テゼレット》が一番簡単な勝ち筋です。

f:id:solaeq:20190829215524j:plain → f:id:solaeq:20190828235751j:plain からの f:id:solaeq:20190828235952p:plain f:id:solaeq:20190828235800p:plain

 

 

●その他

○マナファクトの選択
多くのリストで《精神石》が採用されていますが、《五元のプリズム》をオススメします。
見ての通り、このデッキは3cもしくは4cにも関わらずトリプルシンボル、氷雪マナとマナベースがかなりシビアです。《最高工匠卿、ウルザ》も青マナしか出せないため、プレイしたターンは手札の《飛行機械の鋳造所》も《ゴブリンの技師》もプレイできないということはよく発生します。
また、《精神石》より多くのマナを出せるため手札のカードをダンプしやすく《罠の橋》を活かしやすいです。

f:id:solaeq:20190828235249j:plain f:id:solaeq:20190828235254j:plain



○《弱者の剣》1or2?

《弱者の剣》は素引きすると《飛行機械の鋳造所》が出るまで何の仕事もしないため、極力枚数を減らしたいです。《漁る軟泥》などはプレイでケアできる範囲です。2枚目がどうしても欲しくなるのが手札からプレイして《否定の力》されたときだけです。

○1マナのアーティファクト
《虚無の呪文爆弾》の2枚目を迷いましたが、《墓掘りの檻》までメインに取っているため《黄鉄の呪文爆弾》と1枚ずつに散らしました。ちなみに、《黄鉄の呪文爆弾》だけはタップ状態でも能力を起動できます。

○勝ち手段
素引きした場合のことを考慮して0枚に落ち着きました。
《ギラプールの霊気格子》:メインは相手を選ぶため良くも悪くもない。サイド後はアーティファクトの総数が減る都合活かしきれない。
《屑鉄さらい》:能動的にアーティファクトをサクる手段が限られている。このためにカードパワーの低い《彩色の星》や《トーモッドの墓所》をメインに入れたくはない。
《イシュ・サーの背骨》:これが一番メジャーですが、ロングゲームになりうるマッチを想定すると
ジャンド:ハンデスやサイド後は《溜め込み屋のアウフ》を耐えて7マナ出る頃には1枚割る程度で盤面が解決しないことが多い。
UW:ジャンドと同様、《石のような静寂》の上から7マナはなかなか出ない。
ミラー:ミラーだけは欲しいけど…?

明確に必要な相手がミラーだけだったため採用を見送りました。コンボを揃えてそのターン中に勝つ必要がある相手もミラー、メイン戦のトロンとごく僅かです。

f:id:solaeq:20190828234312j:plain f:id:solaeq:20190828234318j:plain f:id:solaeq:20190828234326j:plain

 


●《石鍛冶の神秘家》???

kanisterがエスパーで《石鍛冶の神秘家》入りのウルザソプターを放送していました。個人的には《ゴブリンの技師》を追いやるほどのカードかは悩ましいところです。《ゴブリンの技師》は様々なゲームレンジに強く、《石鍛冶の神秘家》が入ったとしてもジェスカイかな?と思っていました。今後は墓地対策も減りそうなのも《ゴブリンの技師》にとっては追い風ですね。

 

 

●終わりに

 他のMCQでもウルザソプターが突破していたのでデッキの地力はかなり高いと思います。《石鍛冶の神秘家》も加わることも考えるとかなり良い選択肢になるのではないでしょうか。
今となっては1つ前のデッキになってしまいましたが、今後ウルザソプターの使用を検討している方の参考になれば幸いです。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。