モダン【感染】について
今日はモダンで一番好きなデッキの【感染】について紹介しようと思います。少しでも感染に興味を持ってもらえると嬉しいです。
○【感染】って何が楽しいの?
《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》《荒廃の工作員/Blighted Agent》といった感染持ち生物にパンプスペルを注ぎ込んで最速2ターンキル、平均3ターンキルの速度が魅力のデッキです。
感染持ち生物は《さまようもの/Wandering Ones》とスペックは変わらず貧弱なためどんな除去でも死んでしまいますが、相手の手札を読み切ってオールインする快感に惹かれる人が少なくないと思います。
○【感染】って何が楽しいの?
《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》《荒廃の工作員/Blighted Agent》といった感染持ち生物にパンプスペルを注ぎ込んで最速2ターンキル、平均3ターンキルの速度が魅力のデッキです。
感染持ち生物は《さまようもの/Wandering Ones》とスペックは変わらず貧弱なためどんな除去でも死んでしまいますが、相手の手札を読み切ってオールインする快感に惹かれる人が少なくないと思います。
○【感染】って勝てるの?
勝てます! キープ率なんて些細なことには目をつぶりましょう。
ご存知のとおりモダンは押し付け合いのフォーマットです。
その中でも【感染】はオールインの王者といっていいほどにオールイン対決に強いです。理由としては、基本的にオールイン系のデッキは自分より速いデッキを苦手としていますが、【感染】のキルターンは概ね3ターンであるため多くのデッキより1ターン速いことがほとんどだからです。(親和、ホロウワン、人間、バーン等々のキルターンはよほどの回りをしない限り4ターン目)
今のメタゲームは除去に強いオールイン系のデッキが増えてきているため、フェアデッキは数を減らしてきています。それらに有利と言える【感染】は現状悪くない選択肢と言えるでしょう。
○そのフェアデッキに当たったらどうするの?
現在もっとも多いフェアデッキは【ジャンド】ですが、フェアデッキの中でも比較的与しやすいデッキと言えます。なぜかというと、
①飛行が止まらない
②《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》の解禁によりデッキが重くなっている
③自分のライフを削ることが多いため素手で殴るプランに移行しやすい
といった点が挙げられますが、正直不利であることに変わりはありません。
さらに、《未練ある魂/Lingering Souls》やゲイン手段を要する【アブザン】とのマッチアップは絶望的で、クロックの極端に早い【死の影】系のデッキも苦手です。
これらのデッキに対して現状取っているプランとしては、
メインはお祈りで速度勝負、サイド後は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
》や《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills》による軸をずらしたビートダウンです。
どちらもモダンに存在する除去に強く、特に《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills》はチャンプブロックも許さずオールインして勝つことが多くお気に入りのカードです。
○【感染】ってどうやってプレイするの?
☆第1ターン目のプレイについて
第1ターンのプレイにで迷う点があるとすれば《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》と《貴族の教主/Noble Hierarch》のどちらを優先するかだと思います。
これに関しては9割方《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》からプレイします。
呪禁バットリを持っていたとしてもハンデス、カウンター等の裏目も存在するためです。そもそも1ターン目からの除去を怖がるならボーグルくんと仲良くした方がいいです。
《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》より《貴族の教主/Noble Hierarch》を優先的にプレイする場合もあります。
①相手がクリーチャーデッキ(カンパニー、親和、人間等)で《荒廃の工作員/Blighted Agent》があるとき
…《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》が通りにくいゲームに関しては《荒廃の工作員/Blighted Agent》で1ターンでも早く殴りに行くためです。(当たり前体操)
②対フェアデッキ サイド後
…《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》等のプランを取っているため優先します。フェアに対してはカードを使わずにクロックを増やせる賛美が非常に強力であり、素手で殴るプランにも移行しやすいため《貴族の教主/Noble Hierarch》が非常に重要なマッチアップになります。
○【感染】ってどうやってプレイするの? その2
☆毒の点数について
このターンどれだけ毒を叩き込めばいいのか迷うことがあると思います。次のターンどれだけ毒を入れられるかということを含めてある程度パターンで覚えておきましょう。
「1点」
0点と1点には天と地の差があります。というのも感染1点+「パンプ4点×2」or「強大化6点+パンプ2点」で9点になるからです。(算数ドリル)
そのため、序盤にクリーチャーを多少消費しても1点を入れておくことは非常に大きい意味を持ちます。
1点 + 2点 + 6点 + 1点
「3点」
《強大化/Become Immense》で7点になります。常にトップすることを計算に入れてプレイしましょう。
3点 + 6点 + 1点
「5点」
2ターンに分けて4点パンプのアタックで5点ずつ、というプランが最も分かりやすい勝ち方です。
5点 + 4点 + 1点
パンプスぺルは偶数点がほとんどです。(奇数点になるのは《貴族の教主/Noble Hierarch》と《ひずみの一撃/Distortion Strike》)そのことを頭に入れておくと感染を相手にする場合も楽にプレイ出来るかと思います。
☆《強大化/Become Immense》について
このデッキの最強カードです。実質12点火力。すごい。
前述していますが常にこの《強大化/Become Immense》をトップすることを考えてプレイしましょう。チャンプブロックの数、エンドにパンプスペルを無駄打ちする、カウンターを適当に唱える等墓地の枚数を意識したプレイが大事になります。
ちなみにフェッチランドから《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》でチャンプブロックすると墓地にカードが2枚増えます。当たり前ですが《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を擁する対人間においては重要になることが多いです。
○【感染】が板ってこと?
板です。